休業中のあれこれ ⑫

美容院へ

2年ぶりに美容院へ。
私たち世代は美容院、今の若い人は美容室と言うらしい。

伸びてからはゴムでひとつに結わえていた。
若いころはずっと、おかっぱスタイル。
髪が長いとシャンプーは大変だが、乾かすだけでブローをしなくていいから楽。
ひどく伸びてきた時は鏡を見ながら、裁ちばさみでジョキジョキ。
長崎で、1年に4回カットに行くとしたら約2万円。
1年半で約3万、 儲かった❣
と、友人に話したことがあった。
いやいや、儲かってなんかいないから❣
確かに、彼女の言う通り…ただ出費が抑えられたというだけの話。
理屈ではわかっちゃいるけど、なんか儲かった気分でにんまり…アホの極みか❓

6年ぶりに会った名古屋の友人が、老けて見えるから髪 切った方がいいよ。
で、スパッと❣

三軒茶屋の施設にいる従妹に会いに行った帰り、中目黒の「いつくし」で。
三軒茶屋に降り立ったのも久しぶり。
何度か来ているのに、駅に戻る道を迷っていたら遊歩道に出た。
へぇ~❣
こんなところがあったなんて…素敵。

5年ぶりのいつくし。
中目黒は桜の季節に 亡くなった友人と来たなぁ…

雨がパラパラ…ここでも道に迷ってうろうろしていたら、福砂屋の工場の看板が。
へぇ~❣
こんなところに福砂屋があるなんて…びっくり❣
東京工場って、中目黒にあったのか…知らなかった。
道に迷うも楽し❓

帰りは渋谷で乗り換えて、ヒカリエの中をうろうろして、三崎まぐろのお店でお鮨をパクパク。
渋谷駅も変わった。

軽井沢へ

平日は横浜で仕事をしている友人と急きょ、軽井沢へ。
都内でランチの予定だったが、泊りでどこか行こうか…と、相成り。
こんな時、さっと思いが通じて 意気投合する友人のいるしあわせ。
運転は任せて安心の彼女の新しくなった車でびゅーん。
快適なドライブのあと、沢村で遅めのランチ。


久々のノンアルコールビール。
昔に比べると、おいしくなった。
ジャムなど少し買い物をして、コーヒーは裏手のガーデンで。
雨に洗われた新緑が美しい。

旧軽井沢・諏訪ノ森

今宵の宿は LONGINGHOUSE 旧軽井沢・諏訪ノ森。
諏訪ノ森神社の隣りに位置し、全13室。
高校生以下はお断りだという。
大人のための宿❓
宿泊棟とレストランは別棟。
お天気悪いとちょっと大変だが、小雨程度で難なく。


食事は軽井沢野菜をふんだんに全10品ほど。
個室で、落ち着ける空間。
朝食も外を眺めながら、個室コーナーで。

居心地よく、お部屋も清潔で広々。
ヨーロッパ風の小さなホテルの雰囲気❓

彼女のおかけで、お腹も心も満ち足りて 幸せな気分になったホテルステイ。

丸山珈琲とコカゲカフェ


丸山珈琲を初めて訪ねたのは雪の季節で、ストーブの火が赤々と燃えていた。
長崎のデパートでも多少は買えるようになったが、ここ本店でないと手に入らないものがあるという。
おみやげにもらった秋味ブレンドはおいしかったなぁ。

丸山珈琲に向かう途中の道路沿いにあったコカゲカフェ。
確かこの辺だったよね…見過ごしたかと思って、通りを何度も行き来するが見つからない。
何せ、8年も前のことだ。
なんと、再び、移転していた❣


Muransé をオープンする前にはいろいろなところでスコーンを食べてみたが、いちばん好みであったコカゲカフェのスコーン。
クロテッドクリームではなく、サワークリームだったコカゲカフェ。
スコーン、おいしいですね…と言ったら、発酵バターを使っていますと返事が返ってきた。
で、Muransé でもサワークリームと発酵バター使用です。
今回は時間もなく、立ち寄ることができず、まことに残念。

石の教会とルゼ・クラシック

残念ながら、終日 小雨模様だったが、雨に濡れた緑と石も美しい。

SADAHARU AOKI で 買ったマカロンとお菓子はホテルの冷蔵庫に入れたまま忘れてチェックアウト…
あちゃ~❣
ふたりとも気づくのが遅すぎた。

通りすがりの 木々の間から見える灯りが素敵な ルゼ・クラシックでティータイム。


リフォームやインテリアを考えるとき、照明って二の次になってしまうが、照明って大事だなぁ…と思うこの頃。
アンティークの調度品に囲まれた洋館で、貸し切りで 1日ひと組限定のウェディング・パーティーができるという。
次回はアフタヌーンティーをいただいてみたい。

ヴィラデストへ

東御市にある 玉村豊男氏の ヴィラデスト・ガーデンファーム・アンド・ワイナリーへ。
二十周年を迎えたという。
早いなぁ…以前はレジに白髪の美しい玉村夫人が立っていらした。
ぶどう畑も広くなったように思う。


うっすら霧がかかり、小雨に濡れたぶどう畑を眺めながらランチをいただく。


ヴィラデストで採れた野菜やハーブティー。
ショップには玉村氏デザインのグッズがいろいろ…
地下に貯蔵中? ワイン樽もみえる。
何度来てもいい。
何度でも来たい。

日暮里・谷中へ

最終日は日暮里で生地を買い、その足で谷中へ。
こんなふうに買い込んで…形になるのはいつのことやら。
チェストの中には眠っている生地がまだたくさんある。
まずはミシンを修理に出さなくちゃ。


供養ということの最上の意義は…という言葉が身にしみる。

残念ながら、目当てのお店はことごとくお休みだった。
ここでも下調べもしないで出かけてしまうという、行き当たりばったりのずぼらな性分を自覚する。

谷中も彼女とよく歩いた。
銀座、池袋、上野、恵比寿、中目黒、日暮里…東京にいると、どこへ行っても 彼女との思い出が追いかけてくる。

お墓参りという名のもとに…10日以上も家を空けて、ちょっぴりわがままをして、贅沢な時間。
チャージしたばかりのスイカを失くし、空港でスマホを置き忘れるというハプニングもあったが…
おかげさまで、スマホは無事に手元に戻り…保安検査場のスタッフの女性に心より感謝❣

上げ膳据え膳、夢のような…非日常の12日間だった。