紅茶教室

Cha Tea 紅茶教室 (西日暮里)

今から約12年前、東京に引っ越してきて間もない頃、週に2~3日、帝国ホテルの近くのカフェで働いていたことがあった。

ランチタイムはサラリーマン、OLでけっこう賑わっていたものだ。

残念ながら現在は閉店している。

そこではコーヒーはマシーン抽出、紅茶は私たちホールスタッフが店のマニュアルにそってポットで淹れていた。

カップに注いだ時の紅茶の色合いのことを水色という。

ピュアなダージリン(特にファーストフラッシュ)は水色が薄いというのもこの時知った。

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紅茶のことをもっと知りたいと思い、パート勤務の傍ら夜間の紅茶教室に通った。

少人数制の教室で、関西方面から新幹線に乗ってやってくる人もいた。

最初は体験だけでも…と思ったのであるが、紅茶の歴史を知った時、なんて面白いんだろう…

ずるずると… ベーシッククラス、アドバンスドクラス、マスタークラスの一部とプロフェッショナル・クラスを終了。

プロフェッショナル・クラスでは毎回レポート提出が課せられた。

テイスティングや簡単な筆記試験を受けた後、シニア・ティーアドバイザーの認定を取得。

アドバイザーとしての実務に携わったことはなく、今では記憶は彼方に飛んでしまい…中身の伴わないアドバイザーであるが。

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主宰、立川 碧さんの話はよどみなく流れる川のようで…とてもおもしろく引き込まれてしまった。

アフタヌーン・ティーにはサンドイッチ、スコーン、ケーキ類がつきものであるが、当時の貴族社会のアフタヌーンティー・パーティーできゅうりのサンドイッチを出すことはステイタスであったという。

きゅうり…?

きゅうりは暑い地域のものだったから、メニューにきゅうりのサンドイッチがあるということは、その貴族の屋敷に温室があるということ…へぇえ~~!

私が通っていたころは本所吾妻橋に教室があり、その後日本橋に移転。

現在は日暮里・西日暮里両駅にほど近い場所に英国風一軒家の教室がある。

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Cha Tea 紅茶教室・英国の家