谷中散策
★4年ぶりの再会
社宅で暮らしていた時のお隣りのH夫人、気さくで明るく、洋裁の腕前は玄人はだし!
ほんの短いお付き合いだったが、東京に所用で来るという連絡をもらい、上野でランチの後、彼女の好きな谷中を散策。
当時の私は出かけるところと言えば、ほぼ山手線沿線の池袋、上野、御徒町、せいぜい銀座…
谷根千歩きの楽しみを彼女に教わった。
★朝倉彫塑館 (谷中)
朝倉彫塑館は明治生まれの彫塑家、朝倉文夫のアトリエと住居だった建物。
彼女が東京在住の頃は改築中で見学が叶わなかったという。
中庭を中心に作られた和の住居部分、アトリエのコンクリート打ちっぱなしのモダンな洋建築。
和洋折衷の見事な調和のある邸宅。
朝倉文夫自身による設計なのだそう。
1階の洋館部分に作品群の展示があり、中庭を眺めながら住居部分を通り抜け、現在は展示コーナーになっている温室を通って屋上に上がれば、そこは小さな屋上庭園。
暑い日差しの下、きゅうりやなすが実をつけていた。
芸術家の趣味の良さと、当時の豊かな生活がしのばれる。
★夕やけだんだん
かってはロケでもよく登場した夕日の名所だとか。
この階段を下ると谷中銀座商店街。
両脇には行列の惣菜店などが並ぶ。
★和栗や
いつも行列の和栗や。
和栗のモンブラン、最高!
★ペチコートレーン (千駄木)
千駄木駅にほど近い、谷中小学校のそばにあるカフェ。
私の好きなカフェへ案内するねと言いながら…3度目なのにスマホがあっても道に迷い、やっとたどり着く。
漆喰の壁にステンドグラスや雑多な小物が並んでいるが、味のある雰囲気を醸している。
年代を感じさせるオークの椅子やテーブル。
夜は時々ライブがあるらしい。
かかっている音楽からして、ロンドンの裏通りにあるような雰囲気のカフェですね…
というと、ペチコートレーンという名前はロンドンの小路から取ったんですよとの返事。
むかし懐かしのかき氷機。
かき氷は夏の名物のようです。
コーヒー ¥450
次回は長崎で と約束。