北欧の旅・スウェーデン

ストックホルム

ヘルシンキから空路でストックホルムまでは約1時間。

チェックイン、スーツケースの預け入れが全て機械化。

今回、成田でも出国する時 機械にパスポートをかざすだけでよいのに びっくりした。

日本ならまだしも、海外ではオタオタする。

バスでそのまま、ガムラ・スタン地区(旧市街)へ案内される。

王宮や大聖堂、ノーベル博物館などを中心に、周辺には路地が縦横無尽に張り巡らされて、カフェやレストラン、ショップなどが立ち並ぶ。

王宮は坂の上にあり、王宮前広場から海?運河?を見渡せる。

緩やかなカーブを描いた独特の形をした宮殿の建物。

カール・ヨハン14世像(上右)

女王クリスティーナ像(下左)

添乗員さんがラッキーですよ ❣

ちょうど、衛兵の交代式が始まるところだった。

スウェーデンと聞けば、ノーベル賞 ❣

ガムラ・スタンにあるノーベル博物館。

館内にはカフェもある。

広場の周りにもカフェが。

どこの国にも血生臭い時代があった…

この広場はかって、大勢の貴族が処刑された場所だそう…

このめがねのおじさん像は誰だろう…と思っていたら、吟遊詩人(Evert Taube/エヴェルト・タウベ)さんだということ。

ストックホルムにあるフィンランド教会。

教会の裏庭にある『アイアンボーイ』という小さな小さな男の子の像。

頭をなでると幸運がやってくる…と言われているそうで、頭がつるつるぴかぴか ❣

2回もなでてしまった。

赤っぽい建物が目立つが、ヘルシンキとはまた雰囲気が異なる。

ごつごつした石畳みは長い時間歩くには疲れるが、路地の石畳みが美しい。

この石畳みの坂道を 中世の騎士たちは 剣を片手に馬で駆け上がったのだろうか…なんちゃって。

左手の路地はガムラ・スタンで一番細い路地だとか。

この日の夕食はツァー会社で用意されたレストランへ。

スウェーデンの代表的な家庭料理というミートボールを食す。

ミートボールに甘いリンゴンベリー・ソースがポピュラーな食べ方だという。

つけ合わせのマッシュポテトもリンゴンベリー・ソースもいい味だったが、ミートボールの塩気が強くてまいった。

翌日のオプショナル・ツァーはノーベル賞の授賞式が行われるという『市庁舎とドロットニングホルム宮殿』だったが、我々は参加せず。

ガムラ・スタンを中心にストックホルムの街歩き。

ジュース・バー

オレンジはスペインから?

迷子になりそう…いや、実際 迷子になって、集合時間1分前にぎりぎりセーフ。

この坂道を下っていくと、ガムラ・スタンとは少々異なる風景がみえてくる。

水辺と建物と緑が織りなす 美しい風景。

右はリッダーホルム教会。

王宮とは逆のカーブを描いた国会議事堂の建物。

ガムラ・スタンが旧市街ならこちらは新市街?

スウェーデンにはどんなに忙しくても、友人 知人、または家族と コーヒーやお茶の時間を大切にする フィーカ(Fika)という文化があるのだそう。

人々にとって、フィーカは なくてはならないものらしい。

コーヒーやお茶とお菓子をたのしむ時間をこよなく愛す。

フィンランドやスウェーデンはひとり当たりのコーヒー消費量が世界で1、2位を争うコーヒー消費大国。

寒いからかなぁ。

Fika はできなかったが、ランチはイタリアのカラーマークのレストラン&カフェで。

ヘルシンキではサーモンとたらとじゃがいも…ちょっと違うものが食べたいねということで、この時ばかりは意見が一致 ❣

ジェノベーゼ・ソースのパスタがひときわ、うまっ ❣

ここでも4時間の自由時間はあっという間。

街並みや建物を見て歩くだけでたのしい。

迷子になって、1時の集合に ぎりぎりセーフ ❣

バスに乗り込むと、何が起こったのか…添乗員さんが遅れてやってきて、 スウェーデン国鉄でコペンハーゲンに向かうはずだったが、鉄道沿線で火災発生。

鉄道は不通になり、復旧に1週間ほどかかるという…それで、急きょ バスでこのままコペンハーゲンに向かうことになったとの説明。

がぴ~ん ❣

鉄道なら5時間のところ、バスでは10時間 ❣

なんということ…5時間でも長いと思っていたが、鉄道での移動は楽しみでもあった。

夕食はストックホルムの日本料理店のお弁当をご用意しましたと…バスの中でお弁当ができるのを待つこと数十分。

通りかかった衛兵のパレードをバスの窓越しに眺む。

バスに揺られながら、不運を嘆きながらも お弁当をパクパク。

鮭は鮭でも西京焼きに卵焼き。

久々の白いごはんにホッとするも、春雨とわかめのサラダにはドレッシングもなくて 味がなく…

添乗員さんも入れて、総勢30名。

お店側も突然の注文にてんてこ舞いだったにちがいない…

コペンハーゲンのホテルに着いたのは 夜11時半を回っていた。

へとへとに疲れたが、ま、移動中の火災じゃなくて 不幸中の幸いというべきか。

ちなみに、コペンハーゲンのホテルは、スカンディック・シューハウネンホテル。

ヘルシンキに続いて、たった1泊だけのストックホルム。

ガムラ・スタンを見て歩いただけで、スウェーデンを旅したというなかれ…

次回はデンマーク・コペンハーゲン編を。