萩原珈琲のコーヒー豆(神戸)

8月初め、ひとりの若い男性のご来店。

なんと、今は神戸で暮らす友人の息子

彼は我が家の長男の幼なじみ…職場旅行で長崎へ来て自由時間があったからと訪ねてくれた。

実に25~6年ぶりくらいだろうか…他にお客様もいなかったので、ゆっくりおしゃべりができて楽しい時間だった。

私のようなおばさんとの会話もそつなく、折り目正しく…大人になったなあ…と感嘆しきり

日本語も含めてだが、3ヶ国語が堪能な好青年となりにけり

貴重な自由時間を割いて来てくれて…うれしくて、感激して…息子達や彼のことを知っている友人にLINEやメールで報告

先日、その彼から神戸の老舗、炭火焙煎の萩原珈琲の豆が届いた。

ずっと萩原(はぎわら)珈琲と思っていた。

萩原(はぎはら)のようだ。

萩原珈琲は炭火焙煎の元祖。

『薪を使った窯でおいしいパンが焼けるのなら、コーヒーも…』そんな発想から創業者は炭火焙煎を開発したのだという。

なんと、創業は昭和3年

コーヒーのことを何も知らなかった頃は炭火焙煎のコーヒーとは濃くて苦いものだとばかり思っていた

炭火の遠赤効果で中までじっくり火が入った豆に仕上がるというもの。

コーヒー豆の焙煎では中までじっくり火が入らないと水分が残り、焙煎したてはよくても時間が経つと豆の劣化が急速に進むらしい。

先ずは浅煎りのモカ・マタリ(イエメン)

夜遅い時間だったが、夫の分も2杯分淹れてみる。

久々の浅煎りモカ・マタリ…うまっ

まろやかで、特有のかすかな酸味の口当たりのよさ。

眠れるか気になりつつ…再度、薄めに淹れて2杯も飲んでしまった。

カフェを始めるにあたり、コーヒーをよく飲むようになってから深煎りのおいしさに目覚めた私だが、やっぱり浅煎りのモカはいいなぁと

友人達にも好評だったモカ・マタリ。

コロンビア・スプレモ

コロンビアでは豆の大きさ(スクリーンサイズ)によって格付けがされるという。

この格付けでスクリーン17(75mm)以上の豆のことをスプレモといい、いわば高級な豆ですよ…の意味合いを持つ。

これで3杯目のコロンビア・スプレモ…淹れるたびに微妙に味がちがう。

このアバウトな性格の所以か…いえいえ、修業が足りません

いつもながら、コーヒーって、むずかしいなあと痛感。

サントス・ニブラ(極深煎り)

極深煎りの通り、まっ黒にてかてかに光ったつややかな豆。

アイスコーヒーにしてドライトマトのスコーンでおやつタイム。

暑い夏でも熱いお茶、熱いコーヒー派だったが、この夏は冷たい飲み物に手が伸びる。

こう暑くては、アイスコーヒーもたまにはいいもんだ。

サントス・ニブラ…ブラジルは世界最大のコーヒー生産量を誇るが、ニブラと名がつくのはこれぞブラジルと言える最高品質なのだそう。

極深なのに、際立つ苦味ではなく、むしろ深煎りの甘味のようなものを感じる。

ロブスタ種は今度いただくことにしよう。