3年が過ぎて

7日に誕生日を迎えた。

寒い、寒い日だったそうな

このブログを始めたのは3年前の2月9日。

『ただいま修業中』のタイトルで、カフェのオープンまでの道のりをつづってみようと始めたのだった。

今日は母の命日でもある。

ちょうど1年。

母が好きだったスコーンとマドレーヌを焼く。

この席で焼きたてのスコーンを食べさせたかった

私のお菓子作りの原点はマドレーヌ。

嫁入り道具に母が持たせてくれたオーブンで初めて焼いたお菓子がマドレーヌ。

台所にある身近な材料の小麦粉、卵、バター、砂糖を同量で混ぜて焼くお菓子。

私は砂糖を少し控える。

今日は小麦粉の2割をアーモンドプードルにかえて焼いてみた。

十数年も前、カフェのオープンがまだ海のものとも山のものとも…というころはお菓子はマドレーヌだけでいいわ…紅茶がメインでコーヒーはマシーンで

なんて、考えていたものだ。

そんな私がコーヒーの奥深さに捕われて、初めてのコーヒー教室(隠房)も数えると、キーコーヒー、UCC、現代珈琲専門学院、堀口珈琲、コーノ式珈琲塾と6ヶ所もコーヒー教室のはしごをしてしまった。

 

しかし…ランチは必要だろうなぁ。

マドレーヌと紅茶やコーヒーの飲み物だけではなぁ…

ランチは松花堂用の漆器が5セットあるから、5名様限定で玄米ご飯の松花堂弁当にしよう…なんて思ったりしたものだ。

名古屋時代、家の近くに有機栽培の自然食品店があって、そこで取り扱う大潟村の無農薬有機栽培のあきたこまちの玄米のおいしかったこと

玄米ってこんなにおいしかったんだ…圧力鍋で炊くとふっくらもちもち

あずきを入れて炊く玄米赤飯は更なるうまさ

夫も息子達も玄米や雑穀米の類いは好まず…ひとりでパクパクもぐもぐ。

雑穀米を少し混ぜた玄米ご飯を初めて食卓に出した時、夫が『 金がないのか 』

こっちが高いんですけど

今はIHに替えたのでこれまでの圧力鍋が使えなくなり、電気釜で炊いているのでイマイチだが。

当時、玄米ご飯の松花堂もどきをふるまうと 友人たちもこれ、カフェのメニューにいいかもね…と

カフェのオープンが本決まりになったころ、友人の紹介で出会った 青山に事務所を構える女性建築家との出会いはそれまでの自分の中途半端な考えを一変させるものがあった。

大きな気づきをいただいた。

コーヒー教室で出会った講師陣…とりわけ、堀口珈琲教室の堀口氏の話には我が意を得たり

それまでもやもやと定まらなかった道すじが少し見えてきた。

これまでの我が人生…多くの人と出会い、多くのことを教えられ、気づかされて、助けられ支えられてきたことか。

ひとの人生は出会いと別れ…今日の法要の ご住職の話はこころにしみるものがあった。