カフェめぐり

カフェめぐり(福岡)

定休日に友人と福岡のカフェめぐり。

三連休の最後とあってカモメは満席。

カモメの中でコンビニのおにぎり1個とみかんで朝ごはんの代わり。

便利な世の中になったものだ。

新米がおいしい時期なのに、おにぎりを自分で作らなくなって久しい。

いつの間にか、おにぎりは買うものになってしまった。

蘭館(大宰府)

去年、友人に聞いていつか行ってみたいと思っていた蘭館。

太宰府駅からほど近いところにある。

太宰府天満宮は観光客や参拝客で大賑わい。

創業40年の歴史ある 昔ながらの喫茶店の趣き。

コーヒーは道真ブレンド  ¥680

卵サンド ¥750 を友人と半分こ。

ほんのちょっぴり味が濃いが、卵サンド…うまっ❣

珈琲も。

カウンターにはゲイシャやモカハラ―やフィリピン…各地のシングルオリジンがずらり❣

電車で天神に戻り、市営地下鉄七隈腺に乗り換えて薬院へ。

白金茶房(薬院)

みどりに囲まれた外観が素敵だ。

同じ建物の中に『星期菜』という中華料理の店と『白金茶房』

カフェの名前を何にしようかと思案していた時、『茶房・むらんせ』はどうだろう…なんて思ったものだ。

ひらがな…ダサくね?

Café Muransé の方がいいと息子たち。

なんと、外のベンチに4組ほど並んでいる。

待ち時間は30分超かと…行列に並ぶのが嫌いな私たち。

しかし、せっかくここまで来たし…また駅まで戻るのもなぁ…

寒くもないし、座っておしゃべりでもして待つことに。

結局、名前を呼ばれたのは50分ほどのちのこと。

クラシック・パンケーキと本日のパスタセットを注文してシェアすることに。

それぞれサラダとコーヒーがついて パンケーキ ¥1,420

パスタにはスープとミニデザートもついて ¥1,836

クラシック・パンケーキ…味も食感も家庭で作るホットケーキに近いが独特のオレンジがかった色。

パスタをひと口食べて…?

魚介の味がする。

ふた口め…カニ? 海老?

お店の方に、もしかして海老が入ってますかと尋ねると、『はい』との返事。

やっぱり…がぴぃ~ん❣

私は海老アレルギー。

おそらくトマトソースに海老のエキスが使われていたのだろう。

海老の殻はいい出汁がでるもんなぁ。

若いころ、海老フライを食べてアナフラキシーショック❣

当時はそんな言葉も知らなかったが、呼吸困難になって…このまま死ぬんじゃないかと思った経験がある。

ひと晩入院して、点滴を受けて回復した。

のどに僅かな違和感を覚えたが、ほどなく治まり、ことなきを得た。

珈琲美美(赤坂)

いちど来たかった珈琲美美(びみと読む)

森光氏はお亡くなりになったが、夫人が4名ほどのスタッフと切り盛りされていた。

1階が焙煎コーナーと商品の陳列やレジ。

2階が客席に。

そう広くはないスペースだが、18席ほどだったろうか…

カウンターと小さなテーブルが5卓。

隣りとの距離はかなり狭いのに、それを感じさせないうまい配置がなされている。

レンガサイズの木がはめ込まれた床、使い込まれたテーブルや椅子。

椅子の座面は私の好きなダークな紫いろ。

並木のある表通りに面しているが、反対側の窓からも裏手の雑木林のような緑が目に入る。

BGMもほんのかすかに聴こえる程度。

ほぼ満席だったのに、大きな声で話す人もいず…

コーヒー好きが集う秋の夕暮れ時の珈琲屋…なんともいい雰囲気を醸し出している。

淡味ブレンドと中味ブレンドでフルーツケーキを半分こ。

コーヒー ¥550

フルーツケーキ ¥400

洋酒の味と香りが…大人の味わい

夫人がねるでていねいにドリップ。

カップはシンプルな大倉陶苑。

私自身はもっと薄いコーヒーが好みだが、近くにあったらちょこちょこ行きたい。

私にとってのカフェめぐりは楽しいだけでなく、いろいろなことを教えられたり、気づかされたり、考えさせられたり。

時間と経済が許せば日本中めぐってみたい。